2011年01月28日

幸せを「見える」化する

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去る、1月18日の「農商工連携セミナー」
この日の講師は鹿児島の農業生産法人鰍ウかうえ代表、坂上隆氏。
3時間では収まりきらない盛りだくさんの内容でした。
なかでも、凄いと感じたのは、作業工程、圃場管理などITを駆使して「見える」化し、合理的な農業経営を実践されていること。
「見える」化の原点は、剣道の精神にあるとのことです。
剣の達人は、敵の次の一手がすべて「見える」のだそうです。
先が見えていれば、慌てず次の手が打てる。
K(カン)K(経験)D(度胸)に頼らない、均一な仕事ができるというわけです。

よく思うのですが、企業の方や異業種の方は、工業製品と同じような感覚で農作物を捉えていらっしゃるのですよね。
それも無理はありません。
不確定な事案にも、数字や図表を用いて、日々「見える」化して、皆さん仕事をされているわけですから。
当然といえば、当然でしょう。
一方、農業は自然相手、生き物相手。
なんたって、お天道様次第です。
不測の事態も起きまくります。
しかし・・・さかうえ社長のお話を自分なりに反芻すれば・・
不確定要素も、不確定なりにがんばって「見える」化しようよ!ということでしょうか。
「上手くいってなんぼ」
「下手したらなんぼ」
農業従事者ならば、この幅は当然頭のなかにお持ちだと思います。
そのあたり、幅を持たせてもいいから「見える」化しておけば、情報共有できます。
そうすれば、たとえ不測の事態が起きても、慌てず対処できる。
また、「見える」化によって、関わる人々の自発的な提案やひらめきが喚起でき、
結果、作業の省力化・合理化も期待できます。
ひとりの能力には限界がありますが、「見える」化すれば、皆の知恵を総動員できるわけです。

・・さて「農商工連携人材育成セミナー」全15講を終えて感じたこと。
沢山あります。
ありすぎます。
ただ、思い切り俯瞰して感じるのは・・農業でも二極化が進んでいる現状。
基本的に従来の個人経営型で、想いを込めたものづくり、ブランドづくりに注力する・・広げるというより深めていく形。
一方、最先端技術を駆使して、大規模化、合理化して、新規就農者の裾野をも広げていく形。
この二極化の動きのなか、TPPやらなにやらで、今までの枠組みが取っ払われた時、果たして業界はどうなるのでしょうか?
「TPPの是非は考えていない。(・・何があろうとやりぬく覚悟なのだから、日々起きてくるリスクをひとつひとつクリアしていくだけだ)」
さかうえ社長はTPPについて、そんな風におっしゃっていました。
そうですよね。
余りにも予測できない未来を心配しても仕方がありません。
「明日世界が終ろうとも、私は今日りんごの木を植える」
これは・・・どなたがおっしゃったのでしたっけ?
その精神です。
さかうえ社長は、
「ビッグピクチャー・スモールウィン」(大きなビジョンをもち、日々小さいことをやり遂げていく)
と語られていました。

嵐がこようが、津波がこようが、我々がやることはただ一つ。
頑張って生きていくことです。
目の前のことを一生懸命やるだけです。
希望を持って、夢をもって。
がんばりましょう〜!

というわけで、このあとはセミナーの締めくくり。
岩手県くずまき高原へ研修にいってまいります。


posted by NshihataHL at 00:00| 北海道 | Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっと考えたこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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