菜種の畑にパワーハロー出動。
ハローとは英語で「harrow」
辞書を引くと「まぐわ」とありました。
土を砕きながら、表面を鎮圧していく機械です。
霜が降りはじめて、ぬかるみはじめる今では、
少し時期が遅いとのこと。
急いで、作業を進めます。
それにしても、
今は何でもトラクターですが、
その昔は、こういった作業は全部、牛や馬が担ってきたわけです。
「馬力」という言葉がありますが、
人間に出せない力を動物に助けてもらっていたのです。
彼らの協力を得て、人間の食べ物を作っていた。
昔の農家にとって、牛や馬は、
健気で、ありがたく、いとおしい存在であったのでしょう。
トラクターともそういう気分で付き合いたい。
あちこちの畑で働くトラクターたちを見て、そんなことを考えました。